本実験は，1996年12月にけいはんなプラザで開催された国際会議ICMAS96 (Second International Conference on MultiAgent Systems)において，NTT， 京都大学，奈良先端大学，神戸大学が共同で行ったモーバイル環境におけるコ ミュニティー支援実験，ICMAS Mobile Assistant Projectの一環として行った [8]． 期間は5日間，被験者約100名に対して，携帯端末と携帯電話を貸し出して行っ た．案内する情報は地域性から奈良公園，京都市などを作成した．図 13の地域は奈良公園であるが，国際会議で奈良公園の半日観光が公 式イベントとして行われたことに対応させた．